彼岸花 いまひとつです【越辺川堤防】
どうやら今年の越辺川の土手は真っ赤に染まりそうにありません。
雨が多かった影響なのか、彼岸花の数がいまひとつなのです。他の草の勢いに押されて、埋もれるように咲いています。
この写真は去年の越辺川堤防の様子です。この景色を期待してしまうと、今年の土手はちょっと残念です。でも、秋の青空の下、少し高くなっていて、空間が広がる堤防の上を散歩するのは気分が良いものです。
土手を離れて町中を散策してみると、田んぼのあたりで『穂掛け風景と彼岸花』や『水路沿いの彼岸花』と出会えたりもします。
大迫力の赤い景色は来年までお預けですが、今年は素朴だけど一所懸命に咲く赤い花を楽しんでください。
8/19 東京2020パラリンピック 聖火が庁舎にやってきました
残念なことに、東京2020パラリンピックの埼玉県内の公道での聖火リレーは中止になりました。よって、川島町での聖火リレーもなくなってしまいました。
代替措置として、8/19、朝霞中央公園 陸上競技場にて、聖火ランナー全員がパラリンピック聖火をつなぐ『聖火フェスティバル』が開催されました。原則無観客のイベントでしたが、かわべえ・かわみんは特例で、ランナーの皆さんを応援できましたよ。
8/19の午後、朝霞の会場から持ち帰ったパラリンピック聖火が、川島町庁舎 玄関ホールに展示されました。
とても小さな炎ですが、たくさんの人たちの願いと気持ちが入った温かい炎です。半日のみの展示でしたが、駆け付けて下さった方々は、密にならないように、互いに場所を譲り合って撮影をして下さいました。
8/24はパラリンピック開会式で、25からは競技が始まります。沿道で聖火リレーを応援することはできませんでしたが、テレビの前で選手の皆さんを応援することはできます。夏の終わりから秋の始まりにかけて、まだまだ興奮は続きます。
8月の古代蓮【平成の森公園】
今年の梅雨はとにかく梅雨らしかったので、すっかり日照不足となり、平成の森公園の古代蓮の開花がだいぶ遅れました。
その代わりに見頃が長く、お盆を迎えようという今もたくさんのつぼみが見られます。咲き終わった後の、シャワーヘッドのような形をした蓮の実もまた、観賞に値します。
セミの音が轟く木立からちょっと離れた修景池で、シオカラトンボが勢いよく行き交う中、淡いピンクの蓮の花を眺めてみる。そんな夏らしいお散歩ができます。
花が開いている朝のうちがおすすめです。熱中症対策万全でお出かけください。
かえるがいっぱい かわじままち
明らかに人口よりもカエルの方が多い川島町。日が暮れる頃になると、そこここで呼応するようにカエルが鳴きはじめます。
しかし、『ケロケロ』『クワッ』といった可愛らしいやり取りは序盤だけ。日が落ちると徐々に参加者が増え、ボルテージが上がり、その音量は予想を超えてきます。田んぼに隣接する家では、涼もうと思って窓を開けると、カエルの鳴き声が大きすぎて、テレビのボリュームを2つばかり上げなくては聞きづらいくらいです。
写真はオタマジャクシを卒業したばかりの新米アマガエルたちです。川島にはトノサマガエルやダルマガエルもたくさんいるのですが、彼らは警戒心が強いので、なかなか写真を撮らせてくれません。逆に、アマガエルはちょっと気を抜き過ぎです。
雨でも輝く 古代蓮 【平成の森公園】
梅雨を鬱陶しいと思ってしまいがちですが、雨の季節は古代蓮の季節でもあります。
蓮の逆円錐状の大きな葉が雨水を湛え、大小の水滴が滑らかな葉の表面をくるくると踊る姿はとてもユニークで美しく、いつまでも見ていられます。雨がなくては成立しない風情です。
晴れた日の蓮の花は文句なしに美しいし、それを観たいのは勿論なのですが、小降りの朝には、あえて蓮の葉と水滴の観賞に訪れてみてもいいのでは。