今年も白鳥がやってきた
今年も白鳥が川島町にやってきました。12月6日時点でまだまだの18羽なのですが、まずはほっとしました。
近年は天候の変化が著しく、豪雨による水害の危険性が高まっており、全国あちこちの河川に護岸工事が入っています。川島町も同様で、それは私たち町民の安全のために必要な工事ですが、上空から川を見下ろしながら川島町に近付いてくる白鳥には、景色や魅力が違って見えるのでは・・・と心配でした。
川島町が相変わらずのんびり平和に見えていてよかった。
あらためて、ここ川島町で白鳥たちに会えることを、貴重で有り難く感じます。
菊で華やぐ秋の庁舎玄関
温暖化の影響なのか、近頃の初秋は厳しい暑さに見舞われたりして、なかなか秋の感じが出なかったりします。
でも、庁舎玄関が菊に彩られる頃になれば、平成の森公園も紅葉してきて、もうしっかり秋です。
今年は展示されている数は少ないですが、見事な作品ばかりです。
庁舎に御用がある方は、ちょっと足を止めて、どうぞじっくり菊の花を鑑賞してからお帰り下さい。
農家さんとコンバインが大好き シラサギさん
白鷺とは、種類・大きさが異なるダイサギ・チュウサギ・コサギなどで、白いサギ全般が『シラサギ』なのだそうです。冬になると羽が生え変わって白くなるアマサギも、白い間は『シラサギ』・・・正式名称ではないのです。
田園風景が広がる川島町では、白鷺は珍しい鳥ではありません。年間を通じてよく見かけます。長い首を伸ばしてスッと直立している姿が美しく、気品を感じさせる鳥です。
向こうも人間を見慣れていると思うのですが、普段は人が近付くのを嫌います。『ここまで』というゾーンがあるようで、距離を詰めると大きな羽を広げてフワッと飛び立ってしまい、ちっとも仲良くなれません。
じっとしていることが多く、獲物を探す時もゆっくりした歩みで気配を消しながら探るタイプの白鷺たちですが、秋の稲刈り期間は様子が一変します。
夏の間、田んぼにたくさんの獲物が潜んでいると知りながらも、身体が大きい彼らは密集する稲の間には入って行けなかった。しかし、ここにきてついにチャンス到来です。
轟音と振動に驚いて飛び出てくるカエルやバッタを巡り、お米を刈り取るのに忙しい農家さんのコンバインを、我先にと集団で追い掛け回す白鷺たち。刈った後の開けた田んぼで飛んだり跳ねたり大騒ぎで、バタバタしている姿が微笑ましいです。
作業の邪魔だとは思いますが、こんなに近くで幸せそうな白鷺たちに取り囲まれ、すっかり気を許されている農家さんが羨ましくなります。
秋の桜が咲いています【平成の森公園】
平成の森公園の出会いの広場に一本の桜の木が植えられています。今、季節は秋ですが、桜の花が見られます。
桜といえばソメイヨシノを連想する人が多いでしょう。ゆえに、春の花と思ってしまいますが、秋冬に咲いたり、年に2回:春と秋に咲いたりする種類もあるそうです。
こちらは花弁がよれているので、十月桜でしょうか。まだそれほど大きな木ではありませんし、たくさん花をつけているとは言えませんが、薄いピンクの八重で、とても可愛らしいです。
十月桜という名前ですが、実は春の方がしっかり咲くそうで・・・でも、折角ですから、この秋に平成の森公園にお越しの際は、ぜひ眺めてみてください。
彼岸花 いまひとつです【越辺川堤防】
どうやら今年の越辺川の土手は真っ赤に染まりそうにありません。
雨が多かった影響なのか、彼岸花の数がいまひとつなのです。他の草の勢いに押されて、埋もれるように咲いています。
この写真は去年の越辺川堤防の様子です。この景色を期待してしまうと、今年の土手はちょっと残念です。でも、秋の青空の下、少し高くなっていて、空間が広がる堤防の上を散歩するのは気分が良いものです。
土手を離れて町中を散策してみると、田んぼのあたりで『穂掛け風景と彼岸花』や『水路沿いの彼岸花』と出会えたりもします。
大迫力の赤い景色は来年までお預けですが、今年は素朴だけど一所懸命に咲く赤い花を楽しんでください。